代表理事 西田健太が日本フィジカルインターネットアカデミーの監事に就任

軽貨物の現場と学術研究をつなぎ、持続可能な地域物流の実現へ

2026年10月15日

一般社団法人全国軽貨物協会

一般社団法人全国軽貨物協会(以下、全軽協)は、2026年10月8日(木)に早稲田大学26号館(大隈記念タワー)1102会議室で開催された「日本フィジカルインターネットアカデミー(PIAJ)第1回総会」において、当協会代表理事の西田健太が同団体の監事に就任したことをお知らせいたします。

日本フィジカルインターネットアカデミーについて

日本フィジカルインターネットアカデミー(英語名:The Physical Internet Academy of Japan、略称:PIAJ)は、物流、情報工学、経済学、経営学、都市計画などの分野を横断し、フィジカルインターネットに関する研究を進める学術組織です。早稲田大学の大森峻一教授と流通科学大学の森隆行名誉教授が共同代表を務めています。

設立趣意書では、配送の最適化や需要予測、標準化などの理論研究に加え、物流現場の課題を研究テーマとして取り上げ、研究成果を社会に還元することを目的としています。若手研究者・学生の育成や海外研究機関との交流も掲げ、研究報告会、分科会活動、研究成果の発表、政策提言などを通じて、日本の商慣習や多頻度小口配送、災害への対応などを踏まえた物流のあり方を探究します。

フィジカルインターネットとは

フィジカルインターネットとは、インターネットのようにつながる仕組みを物流に応用し、企業や業界を越えて車両、倉庫などの物流資源を共有・活用する考え方です。情報や荷扱いなどの標準化を通じて輸送・保管の効率を高め、限られた人員や設備でも安定して荷物を届けられる物流を目指します。

経済産業省と国土交通省は、2040年の実現を目標とする「フィジカルインターネット・ロードマップ」を策定し、取り組みを進めています。

監事就任の意義と今後の取り組み

西田は監事としての独立性を尊重し、公正で透明性のある団体運営を支える立場から、PIAJの健全な発展に貢献してまいります。

全軽協は、今回の就任を、軽貨物運送の実務と学術研究との接点を深める機会と捉えています。地域の事業者や生活者に荷物を届けるラストワンマイルは、物流ネットワークを社会の隅々までつなぐ重要な役割を担っています。その持続可能性を高めるには、小規模事業者や個人ドライバーが直面する安全管理、業務負担、事業継続などの課題を、物流全体の仕組みとともに考えることが必要です。

当協会は、こうした現場の課題を研究者や関係者と共有し、研究で得られた知見を会員事業者の学びや実務の改善につなげていくことを目指します。共同配送やデータ連携などの検討においても、現場で実行できること、担い手が安全に働き続けられることを重視し、持続可能な地域物流の実現に取り組んでまいります。

一般社団法人全国軽貨物協会について

全軽協は、軽貨物運送業界の健全な発展と地位向上、事業の適正化を目指す全国組織の業界団体です。安全対策、法令遵守、教育・研修、デジタル化支援、会員間の連携などを通じ、軽貨物事業者の持続的な成長と、安心して利用できる物流サービスを支えています。

お問い合わせ

一般社団法人全国軽貨物協会 事務局

E-mail:info@zenkeikyo.org公式Webサイト:https://zenkeikyo.jp/